婚活では何人くらい会えば結婚が決まるのか？──30〜50代が知っておくべき現実

　婚活をしている30代〜50代の方から、非常によく聞かれる質問があります。

「何人くらいの人に会えば、普通は結婚が決まるものなんですか？」

この質問の裏には、

「自分は遅れていないか」

「今のやり方は間違っていないか」

という不安が隠れています。

結論から言うと、“普通の人数”は存在しません。

ただし、婚活現場にははっきりした「傾向」はあります。

実際に多いのは「10人〜20人前後」

結婚相談所や婚活現場の実感として、

結婚に至るまでに実際に会う人数は10〜20人前後が一つの目安です。

ただし、これは「プロフィール閲覧数」ではなく、

実際に会って、会話をして、判断した人数です。

中には、

              •3〜4人で決まる人

              •30人以上会ってようやく決まる人

もいます。

人数そのものに、良し悪しはありません。

少ない人数で決まる人の共通点

早く決まる人には、明確な特徴があります。

              •条件を絞りすぎていない

              •完璧を求めていない

              •「一緒に生活できるか」を基準に見ている

つまり、「減点探し」をしていないのです。

「もっといい人がいるかも」と探し続ける人ほど、

人数は増え、婚活は長期化します。

人数が増えてしまう人の特徴

逆に、なかなか決まらない人には、次のような傾向があります。

              •理想条件が年齢と合っていない

              •初対面のドキドキを重視しすぎる

              •比較癖が強く、決断ができない

婚活は恋愛とは違い、

**「選び続けること」より「決める力」**が必要です。

　婚活は「何人会ったか」より「どう会ったか」

大切なのは人数ではありません。

重要なのは、

              •一人ひとりときちんと向き合えているか

              •会った後に振り返りができているか

              •次に活かす視点を持てているか

同じ20人でも、

漫然と会った20人と

学びを得ながら会った20人では結果が全く違います。

30〜50代の婚活で忘れてはいけない視点

30代後半〜50代になると、

「若い頃の恋愛感覚」で相手を見ると、必ず行き詰まります。

この年代の婚活で大切なのは、

              •安心感

              •価値観の近さ   

　　　•問題が起きた時に話し合えるか

といった生活目線です。

その視点に切り替えた瞬間、

「会う人数」は自然と減っていきます。

婚活に疲れた時こそ、人数を気にしない

「もう20人以上会っているのに決まらない」

そう感じた時、多くの人は焦ります。

しかし焦りは、判断を鈍らせます。

大切なのは、

人数ではなく、自分の軸が定まっているかを見直すことです。

まとめ：婚活は“数”ではなく“納得”

何人会えば結婚できるか、という問いに正解はありません。

ただ一つ言えるのは、

「この人とならやっていける」と納得できた瞬間がゴール

だということです。

30〜50代の婚活は、競争ではありません。

遠回りに見えても、自分に合う一人と出会えれば、それで十分です。

人数に振り回されず、

自分の人生を一緒に歩める相手を見つけることが、婚活の本質なのです。